資格は死角をつくる
IPAの情報処理技術者試験の時期が近づいてくると
一緒に仕事している人がそわそわしてきます。
通常は春、秋に実施されるのですが
今年は震災の影響で6月、7月に実施されるようです。
平成23年度特別情報処理技術者試験の手続について
最近mixiかなんかのつぶやきでこんなのを見かけました。
「情報処理技術者試験って実業務では全然役に立たないのに会社に取れっていわれるんだ」
僕の今の会社は資格取った人には報奨金がでたりしますが
別に義務でもありません。
前職は取れといわれていましたが・・・
そのため僕は社会人になってすぐに受験したっきり
IPAの資格試験は全然受けていないのですが主なその理由は以下の通りです。
①テキストが分厚い(勉強に時間がかかる)
②日々進んでいるITの試験のはずなのに内容がなんか古い
③持っていてもあんまりメリットがない
①は一度勉強した人は分かると思いますがとにかく量が多い。
勉強時間がかなりかかるため「時間対効果」はとてつもなく低いと思います。
②はこれも受けた人は分かると思うのですが
最新のIT知識は問われることは少なくて
僕が受けた頃は二進数とかハードディスクの回転数とかの問題が出ていました。
もちろん知識としては知っておく必要はあると思いますが
覚えてもしょうがないじゃん。。
③についてはこれも資格保持している人は分かると思いますが
もう本当に実務に役に立たないのです。
つらつらと書いてきましたが
こういった資格とかの肩書きが重要だといっている会社は
これから大きな成長は望めないのではないでしょうか。
人生短いんだし自分のやりたいことやるなら
意味のない資格に時間取られるくらいならやらないほうが良いのでは?と思っています。
まあ殆んどの人は会社から報奨金がでるのでそれ目当てでやっていると思いますが。。。
常々言っていますが僕は資格反対派です。
反対というと御幣があるかも知れませんが
資格を持っていても実力が伴わないと意味がないと思います。
資格をとって仕事ができるようになったと勘違いしている人もいます。
まさに「資格が死角をつくる」で
本当にできることが見えず、頭でっかち状態です。
みていると痛々しいですね。
僕の知っている限り、
資格を持っているから成功したって人は殆んどいません。
(もちろん弁護士とか美容師とか資格がないと仕事できない人は除きます)
成功する人は資格持っていようが持っていまいが成功するのです。
資格はあっても稼げない人はたくさんいます。
というわけで資格を受けるときは
自分に本当に必要なのかを考えるべきだと思います。
くろ