自分のおかげだと思うな

人間生活を続けていると 大小あると思いますが何かしらを成し遂げる瞬間があると思います。 仕事でも、趣味でも、試験でも。 何かを成し遂げたとき、 「自分が~したから成功した」 といかにも「自分のおかげだ」、「自分ががんばったからだ」 ということを強調して言う人がいます。 僕はそういった発言はもっとも嫌いです。 謙虚さもないですし、傲慢さも感じます。 そしてにより、こういう事を言う人は 逆に失敗したときに「自分は悪くない」と責任逃れをすることが多いのです。 一人で孤独に生活しているのであればあまり問題ではないと思いますが 人との信頼関係が重要な人間生活においては 上記のような発言は敬遠されるのではないでしょうか。 なので僕はどちらかというと 成功したときには 「運がよかった」と言うことにしていて 失敗したときには 「自分が悪かった」 ということにしています。 『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』 という言葉もありますが 勝ち(成功したとき)にはいろいろな要素が集まって けど何がその要因かと考えるとわりと難しかったりします。 逆に負け(失敗したとき)には必ずダメだった点、改善すべきがあるのです。 なのに成功した時に 「自分のおかげだ」 というのは あまりにも自分中心でしか物事を考えられていないということでしょう。 成功したときにこそ、その人の本性が分かります。 今日書いたことは僕が人を判断する一つの重要な基準です。
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くろ