「予測出荷」はAmazonの素晴らしい企業精神のたまもの

現代では当たり前となったインターネット通販。 その中でもAmazonは誰でも一度は聞いたことがある企業ではないでしょうか。 そのAmazonが取得した特許が話題となっています。 「Amazon、「予測出荷」の特許を取得 ― 注文される前に商品を出荷」 これがサービス化されると僕はとても面白いと思うのですよね。 通販で買うものといえばそこまで急ぎではない、 まあ2、3日のうちに手にいればよいかな?といったものが主でした。 すぐに手に入れる必要があるものは実際にお店に行って買います。 つまり通販と実際のお店、大きな違いは手に入れるまでの時間でした。 しかしこれが「予測出荷」によって変わるのではないかと。 記事には予測アルゴリズムの出来によって 買う気のない人にも送られる可能性が書いてありますね。 「勝手に送られてきても困るよ~」って人もいるでしょうけど でも家まで来なくとも、あらかじめ最寄りの配達会社の営業所まで来ているだけでも 今までとはくらべものにならないくらい早く手元に届くのです。僕は素晴らしいと思えてなりません。 今の時代、配達サービスも発展して日本の端から端まででも 丸一日あれば荷物が届くようになりました。 それ以上を求めてAmazonが考えた特許。 こういった発想は  『インターネット通販=インターネットで物を売る』 という認識しか持っていない企業にはなかなかできないと思います。 Amazonはきっと購入者の手に届くまでが『インターネット通販』だと考えているのでしょう。 Amazonの素晴らしい企業精神に触れた気がして またAmazonのことが好きになりました。

The Everything Store: Jeff Bezos and the Age of Amazon

くろ