地方復興計画2『オンリー1かナンバー1か』

僕の生まれた町は内子町というところで一応観光地です。 内子町観光協会 高校卒業するまでこの内子町に住んでいたのですが 住んでいるときにはあまり意識しなかったのですが 離れてみて時々帰省したときに町を歩くと 割と観光客の方がきているなと感じています。 でも悲しいかな『にぎわっている』という感じではありません。 というわけで今日は『オンリー1かナンバー1か』という話です。 どちらが良い悪いという話ではなく、どちらかがあると復興の足がかりになるのではということです。 前述の内子町で話をすると ・ぶどうなどのフルーツ ・白壁の町並み ・自然 などなど良いところはたくさんあるのですが このあたりが売りの観光地というのは日本全国にたくさんあります。 ここで『オンリー1かナンバー1か』です。 例えば上記の売りのうち、どれか一つでも他の観光地より優れているなどのものがあれば それを大々的に売り出していく(ナンバー1)。 それがなければその場所にしかないもの、その場所でしか経験できないものを 売りにするということです。(オンリー1)。 僕の故郷の内子町はどちらかというとオンリー1で売り出したほうがよいと思っています。 というのも内子町というのは あのノーベル賞作家の大江健三郎氏の出身地なのです。 (大江氏は旧大瀬地区出身だが現在は合併されて内子町となっている) また、こちらは知る人ぞ知るという感じですが 日本のビール王、高橋龍太郎氏内子町出身です。 もちろん、ご本人、ご親族と相談とはなるでしょうが その町出身の有名人を大々的に売り出していくというのは オンリー1として充分な効果が現れるのでは?と思っています。 つまりは自分たちの町の『売り』は何なのかを把握することから はじまるということですね。
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くろ