「レンガを積む職人の話」を違う視点で

「レンガを積む職人の話」、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

(聞いたことがない人は↓をご覧ください)

経営コーチ:経営コーチコラム「レンガを積む職人の話」

この話、解釈はいろいろありますが職人の立場での仕事に対する捉え方の違いによって、今後のキャリアに大きな違いが出ますよ。といったものがほとんどです。

僕自身、新人研修でこの話を聞いてへーなるほど!と思ったことを覚えています。

でも最近この話をちょっと違う視点から捉えてみています。

それは職人に仕事を頼んだ側の視点です。

実際の現場では自分で手を動かす仕事の他に
誰かにお願いしてやってもらう仕事があります。

その時の指示の仕方にもこの話は当てはまるのではないかと思い始めました。

現場にいると、いるんですよね。
作業内容だけを伝えて仕事をお願いする人。
『なぜ』その作業が必要なのかを伝えない。

頼まれた側が聞けばいいじゃん!といえばそれまでですが
何かを人にお願いするときにはお願いする側が何のためにそれをお願いするのかを伝えるべきだと思うのです。

何のためかを理解しているかしていないかできっと品質も差が出ますよ。

僕は仕事でプログラミングをたまにやるのですが
全体像を理解し、どのように使われるかを想定して作る場合とそうでない場合は作りも全く違うものになります。

あとから話を聞いて
「それ聞いてたらこんなふうに作らなかったよ。。」
って思うこともしばしば。

結局は仕事をお願いする側とお願いされる側とのコミュニケーションが重要ってことなのですね。

この有名なレンガの話、違う視点から見てみると
コミュニケーションの重要さも示唆しているような気がしてきました。

コミュニケーションがちゃんと取れていれば↓みたいなことにもならないですしね。

そのひとことを言う前に:「気が利かない部下がいて困る」 それって実は自分のせいかも? (1/2) - 誠 Biz.ID

 

 

 

くろ