田舎はいいもんだ!

先日、このブログで「立ち上がれ地方!!」という記事を書きました。 地方には地方の売り(強み)があってそれは東京とか都市には無いものなので それをもって地方再建に取り組めば光が見えてくるのでは? といった内容でした。 一つ前のブログに僕の両親が地元からきたという話を書きましたが その際にいろいろ話して感じたことがあるので今日はその話を書こうと思います。 僕の両親は地元で建材販売業を営んでいます。 田舎は不況だといつもつぶやいていて 関東に出てくるといつも都会はいいなーと言っています。 でも、田舎に18年、関東(東京、神奈川、埼玉)に10年住んだ僕にとっては 確かに不況かも知れないけど問題は不況だけではないように思うのです。 田舎の人が都会がいいと思う理由は 1.イメージ戦略がうまいので魅力的に見える 2.チャンスがたくさんある(と思っている) 3.住民が多い などが上げられると思います。 逆に言うと田舎にはこれが無いと思っている事が多いです。 1については田舎の年配の人には本とテレビくらいしか 情報源を活用していません。 そこで取り上げられているということはやっぱり魅力的で すごいところなんだろうなーと思ってしまうというものです。 高校生までの自分も同じ事を思っていて上京したわけです。 2、3についてはやっぱり都会は人数が多く 田舎は若い人が出てしまっていて都会に比べて何をやっても上手くいかないような 印象を持っていると思います。 実際は人が多い分、競合も多数存在していてその中で勝ち残っているのは一部だったりするのですが。 この1,2,3について田舎でどうにかならないかと考えてみると なんとかならないことも無いような気がしてきます。 1については現代は幸い、インターネットもありますので やり方次第では知名度などはすぐに上がります。 2,3についても逆の発想で競合が少ないのだから むしろチャンスは多いのではという発想に立てば何とかなりそうです。 つまり、地方だからといって都会に勝てないということはなく 最初から勝てないと考えている考え方をかえることから地方の復興は始まると思うのです。 インターネットが普及し、対外国の国境はなくなりました。 でも日本国内の都会と地方の境はなくなっていません。 それは意識的なもので都会の人が地方を認める、 地方が都会の人に認めさせるということで徐々に無くなっていくのではないでしょうか。 僕は地方も都会も知っている立場として 地方の復興に何かよい提案を出来ればと思っています。 そういう仕事がしてみたいと思っています。 そしていつか僕の地元に戻りたいとも。
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