これじゃ公務員の給料は下がる一方ですね
政府の国家公務員給与10%削減は震災復興を妨げ財政を悪化させ貧困を深刻化する
国家公務員一般労働組合の記事。
かなーり長文ですが読んでみた感想。
『滑稽』
何か自分達の給料を下げさせまいと
GDPが下がるだの景気が悪くなるだの
いろいろな数値を使って必死に説明しているわけです。
こういうことには本気になるのに
そろそろ本業に本気になってもらいたいものです。
確かに東日本大震災の影響で給与を下げられるのは
国家公務員の方からしたら納得いかないのも分かります。
でも他国の公務員と公的部門職員の人件費の対GDP比とか出しても
『ふーん』としか思えません。
また公務員なんて民間企業と違ってお金を稼ぎません。
民間企業の人は業績が悪ければ給与カットされるのは当然です。
(JALみたいに潰れそうなのに社員給与は維持していた会社もありますが。
だから潰れたんですけどね。)
国がやばい時期に国に仕える公務員から給与カットというのは当たり前の気もするのです。
で、この記事に対する城繁幸氏のブログが秀逸です。
公務員の賃金をいくら引き下げても構わない理由
どんな理屈並べようが
「国家公務員は給与に見合った労働をしている」
と国民に認められるまで給与は下がり続けるべきだと思うのです。
今回の給与カット騒動は財政難や震災が原因となっていますが
本質を辿れば、国家公務員の労働の質と給与水準の問題です。
こういう意見はむしろ民間の人にとっては
『国家公務員はあんな労働しかしていないのにあんなに給料もらって。
俺らはもっと貰わないと割に合わないけど我慢してやってんだ。
嫌なら辞めて民間で働け。』
くらいの思いしか生まないでしょう。
というわけで呆れてしまってどうしようもないモチベーションで
やっとこのブログを書いた僕でした。。。
この本も公務員による公務員のための本。。。
ほんとに暇なのね。
くろ