相撲界って良く考えてみると・・・
歳ではなく、実力で格付けが決まる
「実力主義」な世界なのではないかと思います。
いまは野球賭博とかでいろいろ言われていますが
そんなことを言っている人よりは
厳しい世界でしのぎを削っているわけです。
相撲に限らず、スポーツとか芸能とか
才能、実績、成績の良い人が評価される世界はあります。
って考えると「年功序列」ってのは
サラリーマンとか公務員に限った話なのですね。
確かにサラリーマンとか公務員の仕事ってのは
定量的に評価しにくいので人事制度の見直しが必要で
いきなり「実力主義」とはいかないかも知れません。
でも、日本がこれから生き残っていくには
これしか道はないとも思います。
会社にとって評価方法はまちまちですが
最近伸びている会社は実力主義の会社が多いのではないでしょうか。
日本型雇用である年功序列は
あまりにも無駄な人件費が多すぎます。
こんな不況といわれている時代に無駄な費用を払える会社などないでしょう。
もし払える会社があったとしても必要でない費用など
払わなければより利益が出せるわけです。
菅さんは雇用拡大とか言っていますが
今のままの状態で雇用を拡大しても根本解決にはなりません。
今、もっとも本腰を入れて
取り組まなくてはならないことなのではと思ってしまいます。
くろ
若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)
posted with amazlet at 10.09.06
城 繁幸
光文社
売り上げランキング: 9429